武井先生の米寿と受勲、生徒全員の還暦越えを祝う会
武井組の報告です。(福原)
5月11日(土)「武井先生の米寿と受勲、生徒全員の還暦越えを祝う会」を新緑の京都
東山で行いました。
1年延期した分、お祝い事の三段重ねとなり非常に充実した一日になりました。
定刻に、遠くは関東、中部、九州からの参加もあり39名が一堂に集い福原の開会宣
言でスタート。
まず進行役の辰巳敬三くんが点呼を取り全員の名前と顔を確認しあいました。
卒業以来の懐かしい方も数名おられました。
そのあと森田進治くんの発声で茶懐石の流儀でお神酒(?)で乾杯。
すぐに武井先生からお言葉をいただきましたが、変わらぬ大きなしっかりした張りの
あるお声のあの武井節はますます好調で約20分間少しのよどみもありません。
人生で3度の生命の危機(原爆、結核、心臓手術)を乗り越え健康でこれたことが受
勲につながったこと、われわれの60歳なんてまだまだこれからだということ、とにか
く健康でありなさいということを強調されていました。
またご家族から見たご長寿の秘訣として好き嫌いなく何でもよく食べられること、
好奇心がお強く感じたことを「わぁ、これはすごいね」などとよく口に出しで表現さ
れることなどが披露されました。
その後しばらく食事をしながら歓談、出席者全員が時間制限つきでしたがスピーチを
しました。
料理は京懐石の老舗美濃吉本店竹茂楼のこの日のための特別料理です。
仲居さんや膳職司(男性のはかま姿のお給仕さん)の立ち居振る舞いも茶道の作法に
順じていて決して畳のヘリを踏んだりせずすり足で動いてられ非常にすがすがしく感
じました。(気づきましたか?)
そうこうするうちに3時間はあっという間に過ぎ、山岨くんの中締め、武井先生のお
礼のお言葉、全員で集合写真を撮り無事1次回はお開きとなりました。
2次会までの2時間は、自由行動組と散策組に分かれました。
あいにく小雨模様で、散策には約10名が参加。
雨に洗われたすがすがしい新緑の中、無鄰菴(旧山縣有朋別荘)の近くを通り、仁王門
通り側から琵琶湖疏水、疏水記念館を眺め、南禅寺、水路閣(疏水水路橋)、青蓮院、
知恩院、円山公園を通り2次会場の祇園に向かいました。
要所要所では京都博物館のボランティアガイドをされている富永くんが解説をしてく
れました。
普通ならただ見てわっぁキレイ!すごい!で通り過ぎるところを物そのものの説明は
もちろん時代背景や裏話などを交え非常に勉強になりました。
2次会の祇園の置屋風スナック、本田屋には、23人が集まり、再度乾杯、途中ゴル
フ帰りの鶴身くんが合流し旧交を温めながら情緒あふれる京の夜更けを楽しみまし
た。
2次会のあと、京都泊り組は3次会、4次会へと突き進んだ模様です。