140406

天高23期トルコ遺跡ツアー 第2報


【第2報:田丸広報部より日毎詳細報告】

23keyのみなさん ギュナイドゥン! (トルコ語でおはよう!)  帰国した日に戒厳令が解除されたトルコに一週間、充実したML同窓会旅行  天空23トルコツアー報告です。  (天高23のはずが、旅行者が間違えて天空に) 参加者です。  大阪から、中村光三くん、福原くん一家(ご夫妻+娘さん)、藤本(春田)くん、大和田くん、  yoshieさん+お孫さん、福田モリオくん、東(佐野)さん、矢野(福井)さん、  長縄田鶴さん(yoshieさん、福井さんの友人。以前のベトナム旅行にも参加)  あずま支部は、北村(団野)さん、重松(村田)佳英子さん、辰巳宏くん、  田丸夫婦、千田くん一家(ご夫妻+息子さん、娘さん)のにぎやかな21名でした。 旅程を例によって時系列、饒舌だらだら体で書き綴ります。 【第1日:7月10日】  19:40の集合時刻に特段の結団式もなく、  成田を22:30の定刻より早く、21:40にトルコ航空053便で出発。  阪急交通社のカウンターでは、日本からの添乗員の村田さんの風貌が  千田くんとそっくりと話題に。 【第2日:7月11日】  早朝にイスタンブール着。現地ガイドのヌルハンさんと合流し、空路アンカラへ。  アンカラ空港でこれから一週間乗り続けるバスに乗り換え、  車中から朝早いアンカラの市内を抜けた後、アナトリア考古学博物館へ。  下車してじっくり見学の後、首のないローマ時代彫刻の首のすげ替え写真や、  誰か集合に集まらないといつも通りの騒動。  アンカラ市内で「すべてのトルコ国民の父ケマル・アタチュルク」の霊廟や  現大統領の写真入りの選挙感謝の幟りを見つつ渋滞の市内を抜け、一路カッパドキアへ。  途中、トルコで二番目に大きな塩湖のトゥズ湖で下車観光の後、  アクラサイという交通の要衝のレストランで、最初のトルコ料理の昼食。  その後、またバスで一走りし、カッパドキアに入り、カイマクル地下都市を体験。  カッパドキアの起伏を抜けて、ようやく初日の宿泊地、ラマダカッパドキアホテルに到着。    昼のレストランはイスラム色の強い地域のためにノンアルコールだったので、  このホテルの夕食で、やっと冷たいビールと冷たいワインにありつけました。 【第3日:7月12日】  いよいよカッパドキア各地の観光です。  朝早く、ホテルの窓からは有名な、色とりどりの気球が空に浮かぶ光景を見えました。  バスに乗り最初に向かったのは、現在も岩をくりぬいた住居に住んでいる個人宅。  岩の床に敷かれた絨毯の上で、トルコのチャイをごちそうになった後、  いざ、観光!!!と思ったら、最初に立ち寄ったのはトルコ絨毯の工房訪問。  ここでトルコの手織り絨毯の繊細さと、商品説明をする社長の巧みな日本語に、  報告者を含めた男子(含む 奥方の意向も考えずに部屋敷きを衝動買い)も  女子たちもすっかり騙されていました。  さて、再出発の後、ギョレメ野外博物館でフレスコ壁画をじっくり見学。  バスで赤い川のほとりにある洞窟レストランに往き、大きな川マスのグリルを賞味。  レストラン前の赤い川には水鳥が群がり、暑い中にも気持ちがいい川風を堪能。  その後はカッパドキアの絶景ポイント ローズバレー展望台、ギョレメパノラマ、  ラクダ岩、三姉妹の岩と、ガイドブックにおすすめの絶景はすべて堪能しました。   37度を超える猛暑の中でも展望場所は涼しい風が吹き、  売店では、某病院の院長のけが防止で効果が実証された  目玉模様の魔除けが売れに売れていました。 【第4日:7月13日】  この日は、今回のメーンエベント、カマンの遺跡・アナトリア考古学研究所見学と 大村(丹司)正子さんに会う日。 (団長の別報告書を必ずお読みください)  朝から、団長がバス前方に座り、本日の背景の説明、大村先生の著作紹介等の後、  大村さんとの待ち合わせ場所に向かうかと思いきや、前日同様にトルコ石のお店で、  この日は女子中心のショッピング。  この後、約1時間のドライブをし、大村(丹司)さんがガソリンスタンドから乗車。  乗り込んで走りだしたらすぐに停車で、そこが大村(丹司)さん担当のヤッスホユック遺跡。  道路わきのゆるやかな斜面をえっちらおっちら登ったところが、トタンで覆われた広い遺跡!  一部をあけていただいた遺跡の中にはしごで下り、遺跡の上に降り立つという感動の体験。  すると、これから発掘するというところを、作成中の日本画を踏んだ前科を持つ誰かがまた蹂躙!  ヤッスホユック見学の後一走りし、いよいよカマンカレホユックのアナトリア考古学研究所へ。  大村所長自らの説明で、研究所、図書館、博物館見学、ちまちましていない日本庭園も見て、  バスに乗って敷地の入口にある一部のカバーが外された遺跡の見学へ。  遺跡のカバーの上は骨のところは乗ってもよいとの所長の一言で、  のぞき込んで写真を撮りに行く一団のカメラマンたち。やれやれ。  カマンカレホユックの研究所見学の後は、トルコのローレライ ビュクレカレ遺跡へ移動。  ここの見学は、ちょっとした低山歩きクラスの険しさでしたが、  登り切った後の丘の頂上では、遺跡をぐるりと回る赤い川の流れも含めた  360度の大パノラマで、はるか焼き畑の煙も望めました。  前後しますが、昼食はカマンカレホユックの研究所の食堂で、心のこもったおもてなし。  遺跡見学の後も再度食堂に集合し、臨時サイン会の後、ML同窓会らしく、  各自の所属クラスと大村(丹司)さんとの関係を一人づつ1分間スピーチ。  最後に「いままでは、このMLは傍観者として参加していましたが、  今日からは、当事者として参加します」と大村(丹司)さんからスピーチいただきました。  二時間も予定オーバの遺跡見学後は、一路アンカラへ移動し、夜9時からの食事の後は爆睡。  (のはずが、歴史ある建物のエアコンの不良で熟睡できなかった面々から苦情たらたらの一幕も) 【第5日:7月14日】  朝アンカラ中心部のホテルを出て、バスでイスタンブール観光へ。  途中、トルコの新幹線に追い抜かれ、イスタンブールに入る直前にスコールに会い、  橋を渡る渋滞にも巻き込まれた後、旧市街のレストラン (ドアを手動で締めるエレベータがある)で昼食をし、  いよいよイスタンブール市内の観光へ。  この日は時間の関係で、トプカプ宮殿でイスラムのモザイクのすばらしさを見学した後、  徒歩でブルーモスク、アヤソフィアの前を通り、情緒満点のグランドバザールへ。  (皆がお土産をお買い物の間、報告者はビールを3杯飲みながら、  カマン遺跡への建設機械支援の経緯を話し合っておりました。)  最後は海が見えるレストランでスズキの塩竈を堪能したあと、  バスでエレシンホテルトプカプへ。長い一日が終わりました。 【第6日:7月15日】  イスタンブール観光二日目で、いよいよトルコ最終日。  朝から新市街のボスポラス海峡を臨むドルマバフチェ宮殿の見学。  (ここでボスポラス海峡を泳ぐイルカの目撃者2名あり。)  その後、今やトルコ人は行かないようになったという、  トラムが走り抜ける繁華なインスティクラル通りで街中ショッピング。  (トルコチャイのカップのためにリコメンドしてもらったカルフールでは、   元パリマダムが懐かし気にお買い物)  昼食は街中のレストランでドネルケバブのライス載せの昼食。  (日本でもあるパンに野菜と挟んだドネルケバブとは少し違いました)  その後、前日パスをしたアヤソフィアで黄金のモザイクを見学し、  ブルーモスクではイスラムの礼拝をじかに見たあと、地下宮殿へ。  地下宮殿ではスルタンの恰好をしてのコスプレ撮影が人気で、  誰かの、孫との写真を撮りたい姿を完全無視し、ポセイドンの礎石見学。  炎天の地上に戻り、アヤソフィアの脇を抜けて、海辺の道に戻ったところでバスに乗車し、  最後のお楽しみ ボスプラス海峡クルーズへ。  二年前のクーデター記念日のすごい人出で、桟橋も船もトルコ人で満員の海の上を、  21人で貸し切り船の上部デッキで風に吹かれながらの快適な船旅です。  ガラタ塔や前日見学したドルマバフチェ宮殿などの名所の前を通り、  川沿いの崖上にある斜行エレベータを持つ豪邸を眺めながら、  (途中で方向転換した直後の無風状態の暑さには参りましたが)  海峡横断水泳に応募するも抽選で落選の同級生の話などしながら  元の桟橋へゴール。  この後は、イスタンブールで最初に来たレストラン(但し、今回は中華のフロア)で  現地ガイドのヌルハンさん、添乗員の村田さんも同じテーブルで最後の食事。  (バスの運転手さんも誘いましたが中華は苦手の由で、残念でした。)  夕食後、イスタンブールの海辺一杯の、(あとかたずけをしない)  トルコ人のバーベキュー風景を見ながらいよいよイスタンブール空港へ。  運転手さんとガイドの(日本語が本当に堪能)ヌルハンさんと分かれ、いよいよ出国。  免税エリアで最後のショッピングをした後、 イスタンブール発1:40(トルコ航空052便)で  一路成田へ。 【第7日:7月16日】  最終日時差の関係で成田着は夜の19:10。  なかなか出てこないバゲージをピックアップした後、都内に帰る面々、成田のホテル泊、  夜行バス直帰と帰路がバラバラで、三々五々の解散となりました。 例によって取り留めなく書きました。 7月13日の部分は、オーダーメイドで添乗員付きツアーを計画してくれた千田団長の 別文を読んでください。 来春の研究所の報告会で大村夫妻が帰国されますので、大村(丹司)さんを囲んで 何かしようともくろんでいます。 以上です 報告担当は、 時差ボケとトルコから持ち帰った猛暑のダブルパンチにやられている ショーモナ☆メールの田丸でした。
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